樹脂に忌避剤を練りこむ際に使用する樹脂の粒剤です。
忌避剤はオイル状ですので、そのまま樹脂に練りこむとブリードしてしまう可能性があります。
またマイクロカプセルに含浸させて粉体にして練りこむと分散不良となる場合があります。
それらの問題を回避するために、当社では忌避剤を良好な状態に分散させたペレットを準備可能です。
特殊な樹脂の場合は難しい場合もありますが、一般的によく使用される樹脂であれば対応可能です。
直径約5μmの多孔質マイク口カプセルに超微粒子光触媒酸化チタン(アナターゼ型)を内包すると、 添加媒体の樹脂や紙などとは直接接触せず、樹脂や紙の劣化は大幅に軽減されます。 また、紫外線はシリカを透過し、カプセル内の酸化チタンを励起します。 有機ガスはシリカの力によって強力に吸引され、無数の細孔からカプセル内部に進入、励起状態にある酸化チタンにより酸化分解されます。 「光触媒塗料」又はインキは、この光触媒酸化チタン内包マイクロカプセルを30%の濃度で耐光エマルジョンに分散配合させたもので、 紙・繊維・金属などへの塗布が可能です。